【2020年】保存版パリ治安マップ・手口・危険観光地 テロは?
【2020年版】パリ治安地図です。パリおすすめの服装もまとめます。
外務省から発表された、2017年1年間での日本人の強盗・窃盗被害件数は401件です。
この件数はパスポートの再申請を数えたもので、実際にはさらに件数が多いと思われます。
そして、この401件のうち2件は我が家。
油断したの?と聞かれますが、窃盗団による巧妙で恐ろしい手口でした。
もう窃盗被害に遭う人がいなくなるといいと心から願っています。
外務省からの窃盗手口の情報と、パリに住んでいて危険だと感じる場所をまとめます。
観光する前に必ずチェックしてください。
一目でわかるパリ治安map
初めての観光でも、行きたい場所の危険度がわかりやすいように、人気観光地の位置と合わせて作成しました。
外務省の情報と、パリに住みながら危険だなと感じる場所、盗難被害に遭った方の話を合わせながら作成しました。
特に危険なのは北部と有名観光地です。
赤の場所にホテルを取るのは避けてください。ホテル前の治安が悪いと外出しにくいです。
オレンジの場所はホテルは大丈夫かなと感じますが、人の集まる観光地ではスリ被害が大変多いです。
緑の場所は比較的安全ですが、それでも日本よりはスリなどが多く危険ですので注意してください。
テロは?
2015年起きたパリ同時多発テロ事件の場所は10区と11区です。
ただ、テロが起きる場所って普段の治安とは全く関係ありません・・・。断言できなくてすみません。
日本はISのテロとなると報道が過熱しますが、こちらの感覚だとそうではありません。そう大きなものでなければ、東京で通り魔や立てこもり事件が起きたのと同じ程度です。
フランス人たちも、現地に住む日本人もテロを怖がってはいません。
テロと聞くと怖くて行きたくないと感じるかもしれませんが、危険度は断言できませんが東京と同じ位かなと思います。
対策は日本以上にしている印象です。事件が起きてからは市内の人が多いところには銃を持ったフランス兵が巡回しています。
美術館はもちろん、全ての劇場とショッピングモールや百貨店でも、入り口で警備員が全員の荷物検査を行なっています。
人が全くいない荒野でなければどこでも危険はゼロではないので絶対無いと安心させてあげられなくてごめんなさい。
安心されられる情報ではありませんが、フランス人にとっては日本の方が怖いと思う点も多いみたいです。地震と災害がかなり多いのと、福島の原発事故を多くの人が気にしているみたいです。日本人以上に。
私も正直、パリに住んでテロはあまり怖いと思いせん。現地の人もテロを気にして怯えてはいません。日本の地震と噴火のニュースの方が怖く思えます・・・。すみません
ですので、日本よりフランスの方が命の危険がある、ということは無いです。
その点はご安心ください。
日本人にはあまり無い感覚なんですが、テロより気をつけるべきなのは盗難なんです。
黄色いベスト運動はひとまず沈静化
2018年12月から、黄色いベストを着たフランス人たちのデモ活動が活発になってしまいましたが、今はすっかり沈静化している印象です。フランスのデモは日本のデモ活動より過激で、爆竹を鳴らしたり煙を焚いたりしながら大勢で移動します。市民や観光客を襲う目的はもちろん無いのですが、見慣れていない日本人からすると怖くて固まってしまうほどです。他の時期に旅行しても出くわすことは多いです。
2019年10月3日のパリナイフ殺傷事件について
4人の役人が犠牲になった殺傷事件は、シテ島にある警察本部です。ステンドグラスが美しいサント・シャペルの近くですが、観光で気をつけることは特にないので安心してください。ただ、警察官たちを狙った犯罪が多くおきているパリでは、警察官たちが疑心暗鬼になってピリピリしています。何か用があって話しかける場合は、自分が慌てていても彼らに近づきすぎないようにしてください。(話しかけようとすると、STOP!STOP!って英語で言われます。)
次に、特に盗難に気をつけるべき観光地を、その手口と一緒にまとめます。
訪れる事を計画していたら読んでください。
ここは盗難に注意すべき!要注意観光地
要注意観光地1・クリニャンクール蚤の市
現地在住者が一番危ないと感じる場所がここです。
蚤の市自体は大変素敵で、規模も大きく観光する価値のある所なんですが、
駅から蚤の市までの徒歩10分ほどの道が最も危険です。
駅を降りると壁が落書きだらけ。急に雰囲気が変わってスラム街に近いような街並みになります。
知人はこの辺りでカフェをしていたら鞄がなくなっていたそうです…
- 鞄やスマートフォンの置き引き
- 鞄のチャックを開け、財布を盗む
- 強引な物売り
この場所では特に注意してください。
テーブルの上にスマホを置いてはいけません!鞄からも手を離さないで下さい。
要注意観光地2・ルーヴル美術館のモナリザ前
↑これがモナリザ前です。人がすごいですね。
ピンポイントですがここは本当にスリが常駐している場所です。
モナリザ前は人混みが凄く、みんな絵を見たり写真を撮る事に夢中になってしまいますが、それに紛れてスリが鞄を狙っています。
私はここで夫から「危ない!」と言われて気づいたのですが、その瞬間一人の男が私の鞄を開けようとしていました。
私の前には日本人の男子学生っぽい方が二人いたのですが彼らの鞄も明らかに狙われていました。
やはり東洋人を狙っていますね。
鞄を前に抱えて絵を見て下さい。
結局怪しい男は何もせず出ていきましたが絵を見ていないし、ずっとそこに居るので注意して見ればわかると思います。
白人で、もじゃもじゃの茶髪で、ボロボロのズボンにペンキとかが付着したものをはいていました。
要注意観光地3・エッフェル塔のエレベーターの中
またまたピンポイントですがここもよく被害を耳にします。
エレベータ内で密着するのと、景色に気を取られているのをいいことに、鞄の中から財布やパスポートを盗みます。
私が盗難被害で大使館に行った時、一緒の日に来ていた50代位の夫婦はこの手口と場所で財布とパスポートを盗られたそうです。
鞄のチャックをしっかり押さえてエレベーターに乗って下さい。
要注意観光地4・百貨店
お金を持った人が集まるのでスリも狙いやすいようです。
買い物に疲れた後、例えばトイレ前のベンチで一休み…なんて時に全ての持ち物に注意を払って下さい。
買い物後の一休みが特に狙われやすいです。
警察署に行った時マレーシア人の男性がギャラリーラファイエットで鞄を盗まれて届け出て居ました。
百貨店のベンチは無防備になりやすいので休憩しない事をお勧めします。
要注意観光地5・エッフェル塔周辺の路上
強引な物売りが多いです。違法な事なので決して買わないで下さい。
ファイルのような物を持った女性が、「Can you speak English?」と話しかけて来ます。無視して逃げて下さい。環境の為〜みたいな事を言って金銭を要求して来ます。筆者も経験済み。書類にサインを求められたりしますがその隙に鞄を盗むのも目的だそうです。
パリ観光中の服装や持ち物コツ
↑伝わりやすいようイラストを描きました
フランス人に合わせた服装をした方が狙われにくいです。
下ろしたてのワンピースや花柄のスカート、レースのシャツなど...フランス人が絶対着ないような服を着ていると、明らかに浮かれた観光客だと思われてターゲットになりやすいです。
【フランス人のスタンダードな服装とは】
- 夏ならTシャツとスキニーデニムにスニーカー、またはZARAなどのシンプルな花柄ワンピース、男性はTシャツか半袖ワイシャツに、デニムか綿のパンツ、スニーカーかサンダルか革靴。
- 冬はフード付きの分厚いコート、スキニーデニム、ブーツ、手袋
パリ警視庁が日本人向けに作成した盗難対策パンフレットから、重要部分をまとめます。
- リュックサックはダメ。小さなショルダーバッグを斜めにたすき掛けして持つか、ウエストポーチ。
- 現金は最小限。なるべくクレジットカードを使うこと。
- 犯人は2人以上でペアを組む。話しかけてあなたの注意をそらし、もう一人が持ち物を盗み去る。
- 路上の物売りから物を買わない。それは法律違反です。お金は闇の資金になります。
パリ警視庁の日本人向けパンフレット(PDF)
パリ警視庁の日本人向けパンフレットには観光の際に注意すべき内容と、被害にあった場合にどうしたら良いかがもっと詳しく記載されています。たまに何故か中国語ですが…時間があって詳しく読める方はこちら。↓
パリ警視庁安全パンフレット
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/guide_paris_2013_JAPONAIS.pdf
筆者の盗難被害実話
さて、私が昨年被害に遭ったのは2件。
酷いものでした。
どちらもあまり観光の方には大いに役立つ情報ではないかもしれませんが参考にどうぞ。
車から全て盗まれた
シャンゼリゼ大通りで突然車がパンクし、動かなくなってしまい、路肩になんとか停めてスペアタイヤが無いか探しました。
その時一人の男が早口のフランス語で話しかけて来ました。向こうに駐車場があるから行った方が良いみたいな内容でした。
その後他の観光客の方々が助けてくれたりしてスペアタイヤに交換しましたが、車内に戻ったら手荷物全てと、一眼レフカメラが消えていました。
鞄に入っていた車のスペアキー・家の鍵・夫のスマホ・二人分のパスポート・全てのクレジットカードを盗まれたので地獄でした。ほぼ全てを失ったので現地で知人になんとか連絡して借金し、家や車が強盗されないか怯えて暮らしました。
あとでわかったのですが、タイヤはナイフで穴を開けられていました。
多分犯人はフランス語で話しかけて来た男とその仲間です。
二人組みのバイクが側を走ったので彼らが穴を開けて、注意を引いた隙に盗んだのでしょう。
白人で、ちょっと汚れた服の男でした。
クレジットカードの不正使用
突然夫のクレジットカードが使用できなくなり、数日後カード会社から連絡が来ました。アメリカドルで急に高額な買い物が大量にされて、怪しんだカード会社が止めてくれたとの事。
原因は未だ分かりませんが、暗証番号を入力する際に誰かに見られたか、インターネットのホテル予約ではないかと思います…
ただカード被害は全額保証されるので実害は0円でした。
自分の覚えのない買い物を申請するのですが、その中に、「インターネットショッピングで漫画数冊」というのもありました。
明細を見てもすぐには気づけない少額から使われていて怖かったです。
怖い話ばかりになってしまいましたが、フランスは観光するには最高の場所ですよ!日本にはない文化がたくさん詰まっているし、天気は最高、食べ物も最高です!
ぜひ楽しんでください!
でも盗難には注意してくださいね!
それでは!
フランス旅行におすすめの「レンタルWi-Fi」です。使った経験書いてます▼
自分用のお土産を探しておくと◎▼
美味しいレストランを見つけるコツ▼
安くお土産を買う方法▼
フランス旅行【レンタルWi-Fi】繋がらなくて大失敗!おすすめモデルと容量は?
フランス旅行に最適なレンタルWi-Fiを比較・検証しました。
数カ国旅行する場合も、フランスを含んでいるなら注意すべき点があります。
何せ経験上、フランスはヨーロッパ1通信が悪い国ですので...
私のフランス在住経験と、ヨーロッパ中を旅した経験と、フランスに遊びに来てくれた妹や友人たちの使ったWi-Fiから分かった事と注意点をまとめました。
注意点1
レンタルWi-Fiの「ヨーロッパ周遊モデル」のようなものをレンタルすると、全く繋がらない!
友人がこの、ヨーロッパならどこでも使えるタイプのWi-Fiをレンタルして持って来たのですが、フランスでは電波が悪すぎて、google mapやLineでさえまともに使えませんでした。旅行中ロンドンに持っていったらバッチリ使えたんですが...
妹がレンタルしたWi-Fiはフランス1カ国用のもので、そちらはパリや郊外でもバッチリ使えました。
注意点2
現地で契約した大手通信会社のSIMカードでも圏外が多い。
フランスはとにかく通信の質が悪いです。私は在住中現地の携帯会社で契約していましたが、日本よりずっと遅いし途切れやすいです。地下鉄はもちろんルーブル美術館内は全部圏外。しっかりフランスに対応したレンタルWi-Fiでないと借りる意味がありません。
これらの事から、レンタルWi-Fi会社を徹底比較しました。フランス旅行に最も適した会社はこちらです。
フランス旅行に最適なレンタルWi-Fi
私も何度も借りて動作確認済みです。大手企業の大口契約も持っていて、とにかく信用度No1。海外レンタルwifi利用者数No.1です。
CMでおなじみ。早割(30日前)で申し込むとグローバルWiFiよりも安くなります。フランス1カ国タイプにもしっかり対応済みです。また、最もホームページがわかりやすいので初心者向けです。Wi-Fiってなあに?という状態の人はこれを選びましょう。
通信大手テレコムスクエアの「Wi-Ho(ワイホー)」は最安です。機器の受け取りをする為のカウンターが羽田・成田・新千歳・中部・関西・福岡空港にあり、受け取りと返却が最も簡単です。
価格比較表
300MB/日 | 600MB/日 | 1.1GB/日 | 無制限 |
---|---|---|---|
- 早割条件:web申し込みで4日前まで
- 手数料:500円
- 任意保険:200~500円/日
- 宅配受け取りを希望:500円
- 宅配返却を希望:元払いで配送可
500MB/日 | 1GB/日 | 無制限 |
---|---|---|
- 早割条件:30日前まで
- 手数料:500円
- 任意保険:200~500円/日
- 宅配返却を希望:1000円
500MB/日 | 1GB/日 | 無制限 |
---|---|---|
- 手数料:540円
- 任意保険:324~540円/日
- 宅配受け取り希望:3000円以上の契約なら無料
おすすめのプラン
- 500MB〜600MBが最もおすすめ。2台でgoogle mapとLINEを使うくらいの人に十分なプランです。ただし、毎日容量を確認しないと不安かな?という感じ。
- 容量を気にせず過ごしたいなら1GB前後。
- ホテル以外でも並んでいる時などにスマホゲームや動画を見て過ごしたいなら無制限がおすすめです。
- 価格表のプランは全て4G(LTE)通信です。会社によって3G通信も用意されていますが、フランスで3G通信は本当にmapも使えないのでやめましょう。
- 個人的には保険はいらないと思います。...断言できませんが。私はフランスでカバンを盗まれたことがありますが、ショックすぎて保険の手続きなんてできないしやってられないんですよ。
現地SIMを買うのはどうなの?
あなたのスマホがSIMフリーであれば、現地でプリペイド式のSIMカードを買うという手もあります。
例えば5日間で1GB分の電話とインターネットが可能。(他のプランもある)日本円でおよそ2000円ちょっとなのでかなり安いです。私も渡航してはじめに使ったのはこのプリペイド式でした。
...ですがおすすめしません!
私の経験なのですが。まず、フランスの空港の売店でSIMカードを買います。その際渡されたレシートは絶対に失くしてはいけません。
すぐ使いたいなら、空港でSIMカードを入れ替えなければいけません。
ここで問題発生。SIMを入れる場所を開けるには専用の細いピックが必要です。私は1個だけ奇跡的に持っていたクリップで代用しました...。
次に、外国語で書いてある説明書通りにスマートフォンの通信設定をして(もう詰んでる)、記載してある番号へ電話します。電話の声は現地語(フランス語)です。ここですでにパニックと疲労でいっぱい。
音声ガイダンスに従い操作した後、レシートの番号を入れるんですが...私はレシートを紛失してしまいました。地獄です。
どうやっても繋がらず、フランスで1週間くらいホテル以外で通信ができず笑。パリの小売店で親切なフランス人が、音声ガイダンスを代わりに聞いて対応してくれて、やっと繋がったんですが、下手したら滞在中繋がらないまま終わります!!
フランスを含む何カ国かヨーロッパを旅行する場合
説明した通り、ヨーロッパ全土で使えるタイプのレンタルWifiはフランスではほとんど使い物になりません。(経験上)
何カ国か旅するよという方は2台のレンタルWifiを契約する手もありますが割高です。
そこでおすすめなのが、日本で、日本の通信会社が売っている海外用SIMカードを買うという方法です。
※ただし、スマホがSIMフリーであることが条件。例えばsoftbankなら購入から101日目以降にSIMロック解除可能。日本の決まりごとめんどくさいですね...
レンタルWi-Fiよりは設定の難易度が上がりますが、説明書が日本語なのでわかりやすいです。また、万が一繋がらなくても日本語でメール相談できるので、フランスのホテルのWi-Fiを使い現地で問い合わせができます。
フランスはWi-Fiを使うよりSIMカードで直接通信した方が繋がりやすいし安定しますし、ヨーロッパ全体で使えるので、数カ国旅するならばこちらがおすすめです!ただ、レンタルWi-Fiより設定が面倒です。
先ほど紹介したWi-Ho!のテレコムスクエアで取り扱いがあります。
公式のアマゾンで買えるので明日必要となっても大丈夫です。
レンタルWi-Fiを使うための必需品
レンタルWi-Fiを使うのに必須のものがあるので忘れないでくださいね。
レンタルWi-Fiの会社で一緒にレンタルできるんですが買った方が安いです。
モバイルバッテリー
レンタルWi-Fiもスマホも、丸一日は充電が持たないので超必須です。絶対持って行ってください。
マルチプラグ
レンタルWi-Fiでセットになっているので1個は使えるのですが、延長コードを持っていかない人は複数個必要です。
延長コード
2m以上のもの。ほとんどのホテルが電源プラグの位置がベッドから遠くて不便なんです。一見場所をとって邪魔そうに見えるんですが個人的には絶対に持っていくべきものです。これがあればスマホもWi-Fiもモバイルバッテリーも全部繋げることができます。
SAYBOUR USBコンセント 延長コード 急速充電 電源タップ テーブルタップ PSE認証済 AC 2個口 USB 2ポート (1M, 木目調)
- 出版社/メーカー: SAYBOUR
- メディア: エレクトロニクス
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充電ケーブル
家にすでにあると思いますが余分にあると安心です。1.5mくらいの太いコードのものだと切れにくいですし飛行機の中でも使いやすくておすすめです。
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android
【フランスの自分土産】セレブ愛用お菓子とコスメ9選!!
パリに行ったら絶対買いたい!
パッケージも中身も素敵!
フランスの素敵な思い出を日本に持ち帰りたい!
2年の在住中に選び抜いたフランスのコスメや紅茶などの中から、自分のご褒美にプレゼントしたい素敵すぎるものだけを厳選してランキングにしました!
フランスのリアルセレブ達(私の友人)も御用達です。
フランスで旅行ついでに買えば安いですよ。
旅は楽しんで、買い物は日本でするというのもスマートでありです。買い足しもできるので要チェック!
9位.フランスの家庭が体験できる冷凍パン
フランス産の材料を使用した本格的なクロワッサンやデニッシュが日本で食べられます!冷凍パンってフランスだとかなり一般的で、気軽に手に入るしオーブンで焼くだけでものすっ〜ごくいい匂いのパリパリした焼きたてパンが食べられるのでよく買っていたのです。日本ではなかなか食べられないのですがこちらで扱っています。
フランスで買うならPicard(ピカール)という冷凍食品専門店で気軽に手に入りますが、日本に持ち帰れないのでホテルにオーブンがある人のみお試しください!冬でも日本に持ってくるのは無理です。
以前一時帰国に家族に食べさせたくて、持ち帰ってみたのですが、溶けてパンの形がひどいことになりました...
冷凍パンのPan&(パンド)
8位.フランスのビールといえばこれ!
ワインのイメージしかないかもしれませんが若いパリジャンは結構ビールも飲みます。
フランス産ワインは日本の酒屋でも手に入りますが、このビールは手に入りません。
フランスのビールといえば一番有名なのがこちらです。日本でいうアサヒスーパードライ。このおしゃれな緑の瓶がいいですよね。
ビール好きの人はぜひフランスでお試しください!
日本で飲んでみたい方はこちらで輸入販売しています。
商品詳細
7位.定番サブレ
モン・サン・ミシェルの定番お土産で、パリならスーパーにも売っています。
どっしりさっくりしたサブレでリッチなバターの香りとキャラメルの甘さがアクセント。軽いし割れにくいのでお土産に買って帰りやすいのもポイント。
休日のティータイムにバッチリです。
商品詳細
6位.パケ買い&選ぶのが楽しい高級紅茶
フランスの高級紅茶ブランドで、在住者がお土産に買って帰る紅茶で人気No.1!
この素敵なパッケージと、缶が大きすぎないのでいろんなブレンドの茶葉を買って帰れるんですよね。
フランスといえばフレーバーティーなんですが、このブランドは健康や香りで細かく選べるのがポイント!
缶で選ぶのも楽しいですし、普段の悩みや気分に合わせてチョイスできるよういくつかストックしておくのも◎
私は家で一人ティータイムの時に淹れています。ストレートやミルクなど飲み方によって茶葉を替えています。
商品詳細
5位.フランスのメジャーなBIOコスメ!
フランスのとてもメジャーなコスメブランドです
パリに複数店舗がある他、BIOコスメを扱うお洒落なドラッグストアで扱われています。(BIOはフランスでオーガニックの事)
フランスは乾燥した国なので、保湿化粧品がかなり充実していて優秀なんですよね!
しかも日本では高級化粧品にしか使われないアルガンオイルなどが比較的安価に手に入るのもポイント!
ナチュラルでいい匂いがするので気分もすっきりします。気分からお肌が綺麗になりそう!!
商品詳細
4位.サクサク&リッチバターのミルクチョコクレープ
高品質ミルクチョコクレープです!
これすっごく美味しいのでおすすめです!
バターの香りがふわ〜っと広がる超薄クレープ生地がくるくる巻かれ、チョココーティングされています。食感がパリッパリ。日本の似たお菓子よりずっとバター感が強くてリッチな味わいです。
紅茶やエスプレッソによく合います。
しあわせな時間が味わえますよ〜まさにご褒美スイーツ!
パリの百貨店の食品フロアで買えます。
日本ではここで扱っています
商品詳細
3位.可愛いパッケージとカラフルなマカロン!ラデュレ
一度は食べたいカラフルなマカロンは常にガラスケースに15味ほど並んでいて1個から買うことができます。フランスではピスタチオが人気のようです。私のおすすめはショコラ味とフランボワーズ味。
箱は文房具入れに使っています!
パリにはラデュレのカフェもあり、スイーツやサンドイッチが食べられます。
友達に買っていくのもいいですが、高いしやっぱり自分用のご褒美ですよね!
2位.フランスの老舗自然派スキンケアブランド
1960年に薬剤師であったジョセフ・シモンによって創設されたフランスの老舗ブランドで、高品質な自然派化粧品です。
結構人気らしいですね。
おすすめはクレーム ユニバーセル オリジナルというクリームです。顔も手も唇にも使えて、ベタつかずしっとり保湿してくれる万能クリームで、化粧前に顔に塗るのがおすすめ。
しっとり肌が柔らかくなります。
パッケージがとにかく素敵なんですよね!テンション上がります。
商品詳細
1位.フランスの最高級紅茶!圧倒的な心地よい香り
フランスの最高級紅茶ブランドです。とにかく香りがいい!
パリの有名なカフェでもこちらの紅茶が用意されています。
ちょっと高いのですが贅沢な時間が味わえます!私は自宅で仕事をする時に飲みますが、友達が来た時に何種類か用意しておくようにしています。
ティーバッグもありますが缶入りの茶葉の方が香りが良く出ておすすめです!
フランスのブランド店舗だとレストランが併設されていて、紅茶を使った創作料理やスイーツが食べられます。スイーツがどれもとっても美味しいんですよ。紅茶の香りが強く再現されていて、幸せな気持ちになりますよ!
フランスを車で旅行してきました!13〜15日目【シャトーホテルに泊まる】
さて旅も終盤。シャトーホテルへ!スペイン国境付近から一気にパリの方までドライブします。(地図の❻)2箇所のロワール周辺の美しいホテルへ。とても雰囲気が良かったですしホテル周辺で過ごします。
- ロワールで城巡り
- ボルドー
- サンテミリオン
- ビアリッツ
- ビダール(スペイン国境の側)
- シャトーホテルに宿泊
お城みたいなホテルに宿泊
ロワール周辺には、川沿いにお城がたくさんあるのですが、いくつかは観光客用にホテルとして使われており、泊まることができます。値段はまあまあしますが手が出ないような値段ではないです。四つ星ホテルくらいの相場だったと思います。値段だけ見るなら前日のビダールのリゾートホテルの方が高かったです。
ホテル内の敷地や周辺の森がとっても素敵なので、わざわざ昼間出かけなくても敷地内でのんびりするのがおすすめですよ。場所によってはプールやテニスコートもあります。
実は私はシャトーホテルに全く興味がなかったのですが夫がどうしてもというので宿泊しました笑。意外と男の人の方がロマンチストというか興味を持つのかなー。
1泊目・ガーデンウェディングにぴったりの素敵なホテルへ
すっかり旅疲れした私たちにぴったりな静かなホテルへ。周辺に民家もない、畑と放牧場の中に建つホテルでした。
素敵なお庭ーー!
期待してなかったんですが結構気に入りました。ホテル敷地内を探検するだけでとても素敵。癒されます。まあちょっとシャトーホテルとは違うかもしれませんね。次の日宿泊する場所は完全に「シャトーホテルです」と売り出しているような場所なのですが、こちらは素敵で広いお庭を生かして結婚パーティーなどをする方が多いみたいです。
プールも綺麗!
あいにく雨がパラつく天気だったので入りませんでしたが雰囲気がいいですね。
お部屋はとても広くてちょっとアットホームな雰囲気。
ウェディングに使われるホテルなだけあって、ドレス用のフィッティングルームが付いていました。旅疲れしていたので広い部屋でゆっくり過ごせるのは最高ですね。
このホテル、結構有名なレストランが併設されているんですが(ミシュランの星付きだったような・・。)この日、なんとお休みでした。夫よ・・・。まあ夫が下調べとか苦手で適当なのは今に始まった事ではない。やたらこんなことが多いので今更気にしない。ちょっと残念ですがこの日はコールドフードなら用意できるわよ?ということだったのでお願いする事に。
まあ夕食としてはちょっと寂しい気がしますねー。日本だと食事をコールドフードだけで済ますってなかなか無いですし余計にしょんぼりしましたけど笑、生ハムとパンがとーっても美味しかったです。腹7分目で健康的ですしね!うん。ワインはやはり美味しかったです。
お庭のテラスで食事したんですが気持ちが良かったです。野菜やサラミなんかを上品に食べて、日がどっぷり暮れるまでのんびりおしゃべりして過ごしました。これぞフランスの文化という感じですね。
レストランに行けなかったのは残念でしたが静かで雰囲気がいい場所にいるだけでとっても幸せでした。人懐っこい黒猫もいて遊んでもらったりして。これぞヴァカンス。何日もここに居ても楽しかっただろうなあ。周りの畑を散歩して馬とか牛とか見て回りたかったです。
2泊目・王道のシャトーホテルへ
次の日は、そう離れていない場所にある王道のシャトーホテルへ。夫がワクワクしております。
ばばーん。ここです。
どうですか?お城っぽいですか?お庭がとても立派ですね!
さて正直に言っておきますが、私はあんまりシャトーホテルとやらに興味が無くて笑。興味を持って読んでくださっている方にはちょっと申し訳ないんですが自分の正直な感想で書きますね。
ファンタジー脳な私はお城といえばディズニーランドのシンデレラ城だったので、本物のお城に連れて行かれてもなんだか、貴族の別荘にしか見えないんですよね。まあ事実お城って=貴族の別荘の事なので合ってるんですけど。
とはいえ、お庭を含めお城の周辺の雰囲気がとても良くて気に入ったので、先に周辺をご紹介します!
周辺の森が美しすぎる
お城からの眺めです。城下の建物や湖が美しい!
お城が丘の上に建っていたので周辺の景色がとても素敵でした。森が広がり、おとぎ話の中みたい。曇りだったのが余計に雰囲気を良くしていて、映画みたいでうっとりしました。
顔は隠してありますが・・広大な庭の一角に木のテーブルや椅子があったりして、とてもロマンチック!お花柄のロングワンピースとか着たら本当にお姫様になれそうですよね。不思議の国のアリスの撮影に使われても違和感がないです。
お城は周辺を美しい森で囲まれており、散策することができます。
馬車が似合いそうな道です。白雪姫に出てきそう。
結構奥まで入ることができます。この日は雨だったのですが、この少し曇ってしっとりとした森の雰囲気がとても幻想的で、小説家や映画監督だったら創作意欲を掻き立てられるでしょうね。私もこんなに素敵な森歩きは初めてで、ここに住みたいと本気で思ってしまいました。
七人の小人が出てきそう。
お城の裏側です。塔の上にはラプンツェルが居るのかな。
城内
さて外の写真ばかりになってしまいましたが城内はこんな感じですよ!
こちらが1階のロビーです。絨毯もランプも雰囲気がいいですね。
螺旋状の階段がとても綺麗!まさにお城ですね〜ドレスを着て登りたい。
こちらがお部屋です!いかがでしょう?調度品がアンティーク調で豪華ですね。普通のホテルと違うところはこの結構派手なテキスタイルですかね。カーテンまで全て統一した布が使われています。
個人的な感想としてはお部屋は普通かな?という感じ。もっと豪華な天蓋付きベッドとか想像しちゃってたんですけど笑。日本人的な妄想なのかなー。いやでもお城といえばお姫様のベッドを期待しますよね?。。いや、本当のお城ってこうなのかー。
(本当に正直な感想を言うと、ちょっとラブホみたいって思ってしまいました本当すみません!!お城に憧れている方々!でもお部屋は過度な期待をしないほうがいいかなーと。)
こちらがお食事の会場です。完璧な美しさ!ワクワクしますね。映画のシーンみたい!
隣のミニバーもとっても素敵な雰囲気でした。
食事
さてお城のディナーです。チェックインの際に、何時に食事をとるか聞かれます。観光客向けのシンプルなメニューになっていました。前菜・メイン・デザートはそれぞれ2択。魚か肉を選ぶ感じですね。フランスのレストランで2択だけって結構珍しいです。夫と逆のものを選びました。その方が楽しいですからね。
サーバーの方もフレンドリーで楽しいです。
これはアミューズだったかな?食事形式は高級フランス料理の伝統的なもので、料理の中にアミューズや口直しがセットになっているので、前菜の前に少し細かいお料理が出されます。
こちらは確か夫が頼んだ前菜でフォアグラのテリーヌだったかと。カシス系のジャムなどで酸味が効いた豪華な一皿ですね。美味しい。
私が頼んだ前菜、ツナとフルーツゼリーときゅうり。夏らしく爽やか〜。盛り付けが丁寧。肉や魚にフルーツを合わせるところがフランスらしいですね。
メインの鶏胸肉。
フランスに2年住んでて初めての経験だったのですが、ここでまさかのオーダーミスが!夫と別々のメニューを頼んだはずが、二人分同じお肉のメインがきてしまいました。普通フランスのレストランってミスしないのでとってもびっくり。料理を持ってきてくれた男性に、フランス語で丁寧に説明(店員さんの機嫌を損ねないように気を使わないといけない。)納得していただいたのですが、私たちのオーダーを取ってくれた愉快なおじさま店員が、「どういうことだ?」「いや・・俺は知らないよー(汗)」みたいな言い訳をしていて、一気に気まずい雰囲気に。料理を運んでくれた若い店員さんは私たちの味方でいてくれたんですが、肩身が狭くなってしまいました・・・。こういう時フランス人の上流階級なら、店員さんを労いながら「すまないね、君の素晴らしい対応に感謝いっぱいだよ。こんなこともあるよね。」とか言えるんでしょうけど!私のフランス語レベルではそんな対応ができなくて、ああああ。
はい、気まずいままデザート。シューやクッキーにマカロン。見栄えがいいですね。
写真は無いのですがデザートの前にはチーズが出されます。ワゴンで何十種類も持ってきてくれて好きなチーズを好きなだけ頼み放題です。私たちはお腹いっぱいで一つもいただきませんでした。
普通ならデザートの後、エスプレッソはご注文なさいますか?って聞かれるのがフランスの絶対おきまりの流れなんですけど。先ほどのおじさま店員が、気まずかったのかギクシャクし出し、私たちのテーブルにだけ来てくれなくて!!もう本当フランス人らしい!全くもう〜〜・・・って思いましたが、こういうフランス人の無責任対応にすっかり慣れきっていたので笑。もうなんか、しょうがねえなあ(呆れ)って感じでした。エスプレッソ欲しかったのにさ。
食事の正直な感想を書きますね。
豪華でトラディッショナルな体験ができますが、味は・・・うーん、感動するほどではないんですよ。実はこのシャトーホテル、フランス中のシャトーホテルがそうだと思うんですがアジア人ツアー客でいっぱい。常にツアーバスが何台も泊まってるくらい。食事会場も9割が日本人・韓国人・中国人のツアー客で。そして旅慣れている方にはわかっていただけると思うんですが、ツアー客だらけのレストランってなぜかいまいち美味しくない!!田舎の地元民に愛される小さいレストランの方がずっと美味しいし感動するんですよね。
というわけで、シャトーホテルに憧れている方には申し訳ないんですが、食事の味は値段ほどではないとお考えください。過度な期待はしないで行きましょう。
シャトーホテルの全体的な感想
そうですね・・・正直にいうと、行かなくてもいい・・かなあ。本当ごめんなさい。これを友達とかにいうと随分がっかりした顔をされて気まずくなるのでブログだけで言うことにしますが、お城見学ならヴェルサイユ城とかで良くない?お部屋が超豪華なら泊まる価値ありって思うんですがそうでもないので。フランス人観光客がほとんど居ない理由がわかります。でもこうやって、感想を語れることだけがプラスですかね笑。行かないと全くわからないですし。
ただ、私と違って夫は楽しかったみたいです!お城だよー!すごいねー!って思える人には楽しめるかな?とはいえ夫も、食事はそうでもないって感想でした。
旅の終わり
さて、旅の最後はこんな感じでしたが、いろんなことを体験した旅になりました。川でカヌーを漕いで、夕日を見て、星を見て、海で溺れかけるくらいはしゃいだり。15日間だったけどもっと長く感じました。
パリの自宅に帰った時にはもうぐったりしました。夫の希望で、毎年いろんな場所を数日づつ旅する事になるんですけど、私はフランス人らしい、キッチン付きの同じ宿に何日も泊まってただただのんびりするって旅の方が好きです笑。次行くなら、やっぱりビダールかその周辺の海で何日ものんびりしたいですね。何度か行ったニースも、やっぱり大好き。また行きたい場所です。初めてフランスの海を旅するならニースの方をお勧めします。サーフィン好きや玄人向けの旅をしたいならビダール周辺!いいですよ〜。
旅の振り返り 過去記事です
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*6〜9日目の記事はこちら*
*10〜12日目の記事はこちら*
フランスを車で旅行してきました!10〜12日目【海沿いの静かな高級リゾート、ビダール】
- ロワールで城巡り
- ボルドー
- サンテミリオン
- ビアリッツ
- ビダール(スペイン国境の側)
- シャトーホテルに宿泊
ビダールの魅力
長く続く砂浜沿いにおしゃれなホテルがいくつか並んだだけの静かな場所です。レストランや雑貨屋さんは少ないですが人混みとは無縁でのんびり過ごすのにぴったりの場所です。人生最高の幸せを感じられる場所です。
海を眺めたり泳いだり、プールで泳いだり。ソファで寝たり。
ホテルは丘の上の小ぢんまりとした雰囲気のいい建物。青い海と空をずっと眺めながらプールのそばのビーチチェアで過ごせます。
一日中ホテルの庭でのんびりするだけで幸せ。
ビーチまでは徒歩1分です。
ホテルからの海の眺めが美しすぎて・・・。はあぁ・・・・
深呼吸が気持ちいいです。
丘から続く階段を下りるとすぐビーチです。
遠くまでずーっと青い!
↑変わった形の岩が砂浜ににょっきり突き出していてこれもまた綺麗。
ビーチは結構奥行きがありますね!引き潮の時間はビーチが広く感じますが、満ち潮の時間帯はすごく狭くて混雑します。
昼過ぎの一番混む時間のビーチです。さらに満ち潮。ホテルは静かですがビーチは結構賑わっていました。フランスは女の人でもトップレスは普通なので、若い人からおばあちゃんまでほぼ裸状態でビーチに寝転んだりしています。自由でいいなあ。
このビーチ、すっごく波が荒いです!日本だったら遊泳禁止レベルだと思います。特に引きが強くて死ぬんじゃないかってくらい引きずり込まれます。それが最高にエキサイティングで楽しかったです。ジェットコースターみたい笑。波が高すぎて息継ぎをタイミングよくしないと溺れるかも。ビキニの上が脱げてポロリしてしまう人も結構いました。
まだよちよち歩きの赤ちゃんも平気で遊んでいて、日本人の体力だったら絶対できないと思うんですけど・・・!?本当欧米の人種って体力すごすぎか!と思いました。
サーフィンしている人があまりにも気持ちよさそうで、どうしてもやってみたくなり近くの雑貨屋さんで安い発泡スチロールのボードを買ったんですが、波って乗るのがものすごく大変なんですね。ただ波がちゃぷんと通過して終わってしまう。これじゃない!慣れた人はボード無しでも体で波に乗っていて羨ましかったです。サーフィンが趣味の人ならさらに楽しめるんだろうなぁ。
西側の海なので夕日が沈みます。なんて素敵!!
深呼吸。
ホテルが夕日で真っ赤に。
ゆっくりとした時間
ただただ夕日を眺めました。
日没ギリギリでビーチへ。引き潮で随分広くなったビーチは海水で湿ったまま、まるで鏡のように夕日を映しました。
こんなの、カップルで訪れたら勢いで結婚しちゃうだろうなぁ。というくらいロマンチックです。
部屋でのんびり食事
部屋は日当たりがよく、白を基調とした清潔感のある落ち着いたセンスのいいインテリアでした。冷蔵庫もエスプレッソマシンもあって至れり尽くせり!シャワールームも綺麗でおしゃれでした。何もかもが快適でした。
この日の夕食は、近くのスーパーで海老やサラダやワインを買って、ベランダで取ることに!開放感があって最高に気持ちいいです。周りの建物も全てセンスが良く見ていて楽しいですし。明るいですが多分20時ごろですね。日没は22時半くらいだったかと。少し空が赤みを帯びるくらいまでゆっくり食事しました。
すっかり旅慣れていたので、ブリタの浄水器を自宅から持ってきたんでした笑。場所をとりますがフランスを旅するならかなり便利!ペットボトルの水を買うのっていちいち疲れるんですよね。これ1個あれば、旅の間中美味しい水に困りません。冷蔵庫に入れておけばいつでも冷えたお水が飲めますし!
あとお寿司・・・!笑。私はどうしても和食が恋しくなるタイプで、2日に一度くらいスーパーでお寿司買ったりします。まあ正直日本よりは美味しくないし高いんですが(これで2000円とかします!)それでもお米が食べたいんですよね〜。あと、カップ麺も買って車に乗せていきますね。長旅の途中のどん兵衛の美味しさは異常ですね!神。
日没後は星を眺めて
暗くなってからプールサイドの椅子に星を見に行きました。横になっていつまでも星を。他に建物がないので流れ星が見られます。ちなみに蚊や虫はほとんど居ません。虫除け無しでも刺されもしないし困りませんでした。
星の写真はないんですがこちら↑は夜のホテルのロビー。静かで雰囲気が良いですね。
フランスの夏はほとんど晴れ
旅の間中雨が降ることはほぼ無くて、この街でも雨は降りませんでした。毎日海と星が眺められました。
周りの街並みとレストランも雰囲気が良い!
周辺の道路です。統一された高級別荘が立ち並び、時間がゆっくり流れるよう。
道路側を散策するのも楽しいです。ここに住めたら最高でしょうね。
地元の方に人気のピッツェリア。この日のランチはここで食事をする事に。
カジュアルだけどセンスのいいレストランでした。晴れていたらテラス席も海が見えて素敵だったんですが内側で。前菜にエッグサラダとサングリアを頼みました。スペインにとても近い街なのでサングリアが飲めます。
焼きたての美味しいピッツァ!どうせ大きいからシェアしようと1枚頼んだんですが正解でした。お腹いっぱいです。
店員さんもフレンドリーですごくいいお店でした。また行きたいです。
近所のパン屋さんです。さすがフランスという感じの間違いない美味しさです。おやつを買って帰りました。
おしゃれな雑貨のセレクトショップなどもありました。わくわく。
スペイン料理とフランス料理のいいとこ取りした海鮮料理!
その他、海の側のカジュアルレストランなどもクオリティが高く、どこもかなり美味しいです。伝統的なフランス料理より気軽で開放的なお店が多く楽しいです。
これ、美味しかった!前菜のいかのにんにく焼きだったと思うのですが器ごとアツアツです。お酒に合うおつまみという感じ。スペインらしくていいですね。
お魚料理ラタトゥイユ添え。量が多くなくていいですね。このポテトペーストが大好き!焼きポテトかフライドポテトも選べたんですが、これがあれば迷わず選択してしまいます。日本ではまだお目にかかれていないんですがどこで食べられるんだろ・・・マッシュポテトよりずっと滑らかで、多分甘いポテトをしっかり裏ごしして生クリームと混ぜてあるんだと思います。付け合わせとしてフランスではメジャーな食べ物です。
ステーキとフライドポテト(フリット)食べ応えがありました。
こちらは別の日に海辺の海鮮料理店で。この辺りの名物の小魚プランチャ風、エスカロップ・・かなあ薄切りのお肉、魚のスープをチーズとビスコッティを浸しながら。フランス人向けにコースメニューも用意されているんですが私たちは単品でいろいろ食べました。
ビーチ側の、海の家みたいな雰囲気のレストランでしたが、とても手のかかった料理がいただけました。
毎日海が綺麗・・・
さて明日は!
ついに帰路へ。この街からUターンしてパリの方へ寄り道しながら帰ります。途中のシャトーホテルへ。
あああもうこの街から離れたくないよー。人生最高の日々が終わってしまう。帰りたくない・・・
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パリ革命記念日(バスティーユデイ)最高の過ごし方・花火とパレードのコツ!
7月14日はパリ革命記念日です。最も効率の良い見学の仕方を教えます。参考にどうぞ。
パリの一番大きなお祭りの日です。英語ではBastille day(バスティーユデイ)、フランス語ではParis féte(パリフェット)といます。シャンゼリゼ通りでは警察・軍の大掛かりな大パレード!上空では軍航空機が行進し発煙筒で模様を描きます。また、最大の見所はエッフェル塔から上がる芸術的な花火です!
パレード | 09:00〜12:00 |
花火 | 23:00〜23:40 |
注意点
- パレードは長時間日光に晒される。
- 近くで水は売っていない。必ず持参する。
- 花火はシャンドマルス公園以外の場所では楽しめない。
- 花火の帰りに電車・タクシーを使うのはほぼ不可能。必ず徒歩で帰れる場所にホテルを取ること。
- 体力のない方や子供づれの場合、テレビ中継の方が楽しめる。
状況に合わせて見学方法を選ぶ
1 テレビ中継
当時はホテルのチャンネルをつければほぼ全ての局でフェスティバルの中継が一日中流されています。その場所に行く臨場感や大きな感動は味わえませんが、快適な部屋でワインとおつまみを片手に見学パーティーをするのも楽しくておすすめ。特にパレードは実際に行くより良い角度で、一般客に公開されない大統領演説や楽団なども楽しめます。花火はシャンドマルス公園以外からは楽しめないプログラムになっていますが、待ち時間がかなり辛いので、子供づれならかなり遠くから花火のパチパチを観る程度にして、あとはテレビで観ることをおすすめします。
2 高層マンションの知人宅やホテルから
筆者は2017年知人宅に招待してもらい花火を見学しました。とても楽しいしガラス越しに花火が見えるのは贅沢なのですが、花火のプログラムは会場の音楽と、正面のプロジェクションマッピングあってこそなので、横や後ろからでは魅力的に見えません。結局部屋でテレビ中継を同時に流しながら観ました。「あ、こうなってたんだ〜!」ってなります。エッフェル塔が見えるホテルを取っても同じことが起こります。花火だね・・とはなりますが感動はできません。エッフェル塔から花火が打ち上がるのです。でも、高層ビルからパリ中を眺められるのでそれだけでも楽しかったりします。温かい作りたての食事もマンションならではの楽しみ方ですね。
3 現地に見学しに行く!
現地での見学方法とコツを写真付きでご説明します。
パレード
持ち物:水、帽子、タオル、サングラスあれば(※三脚と自撮り棒は持ち込み不可)
およそ9:00〜12:00までと結構長いのでご注意ください。会場へは朝8:00には着くつもりでいましょう。8:00でも遅い方です。
ほぼ全ての道路が封鎖されており、シャンゼリゼ通りに近づくのが大変です。上の写真はアレクサンドル3世橋です。ここから入場できます。招待状の有り無しで列が分かれます。荷物検査があるので15分ほど待たされます。ここからシャンゼリゼ通りの見学スペースまでさらに15分ほど歩きます。
会場はこのようになっています。柵が二重になっており、この時間だと2列目ということになります。3列になることはありません。1列目を狙うなら朝6:00に現地・・ですかね。試していないのでわかりません。ただ、一列目でも本当に先頭に陣取れなければ、背が低い日本人にはただただ前の人の背中を見つめるだけになってしまいますのでご注意ください。
このような状態で1時間近く待つことになります。場所によりますがパレードの先頭が到着するのは9:30くらいかもしれません。
いよいよパレードが始まりました!女性の身長ですと背伸びしなければ見ることができません。脚と首が疲れます。休み休み観ましょう。
海軍・空軍・陸軍・各地方警察・消防士・・・などなど国を支える全ての英雄たちのパレードです。それぞれの制服がバリエーション豊かで楽しく、豪華で威厳があります。部隊ごとに人気に差があるようで、ものすごい歓声が上がる部隊なんかもあります。信じられないほどの部隊数と人数が息の揃ったパレードをします。
なんと本物の軍事車両や航空機もパレードします!
わあ・・すごい!!豪華すぎる!
騎兵隊です。馬がこんなに!!!よく制御できますよね驚きです。この文化日本にはないので結構衝撃です。ナポレオンも、これと同じように凱旋したのでしょうね!制服もそんなに変わっていないでしょうし。ナポレオンがアウステルリッツの戦いの後、このシャンゼリゼ通りをパレードし、この先のアーチをくぐったから、凱旋門なのです。
余談ですが馬のパレードの後は道中がう●ちだらけ。その他ヨーロッパの国々ではちゃんとう●ち受け用の袋が馬の後方に取り付けられているんですけどフランスは道にほったらかすのが普通なんですよ。全く・・・フランスでは警察官が普通に馬に乗って巡回してますが、気をつけないと道に落ちたそれを踏みます。←経験済み
さて空軍お披露目です!毎年恒例の、色付き発煙筒をつけた航空機がスタートを切ります・・・フランスの愛すべき国旗色である赤・白・青・・・・なんですが。青が一本赤になってる!! えーーっ。軍事パレードの最大の見せ場でこんなミスする?大丈夫この国?この日ツイッターで世界中からからかわれていました笑。日本なら大問題でワイドショー持ちきりなんでしょうけど、全然気にしない所にフランスらしさを感じます。ほんっと適当だよね!
美しく並んだ航空機がパレード!動画でお見せできないのが残念でならないのですが、写真よりずっと大きく見えて音がものすごいです。たくさんの種類の軍用航空機が見られますよ!
ここまでで開始からおよそ3時間。時間は12:00過ぎです。帰りも人混みで結構大変です。
この日、全ての軍人や警察官はスーパーヒーローです!!そもそもこのパレードの目的は、彼らを讃えるだけでなく、子供達に「将来軍人さんになる!」と思ってもらうための役割が大きいのです。無料で配られている紙のフランス国旗も、裏側には「軍・警察志望者募集中!」と書かれています。子供たちを中心に若い女性もキャーキャー言いながら記念撮影してもらいます。軍人さん嬉しそう。誇らしいでしょうね!
というわけで、3時間以上立ち続けの上パレードが綺麗に見学できるわけではありません。全貌をしっかり観たいならテレビが勝ってしまいますね。パレードはテレビ、花火は現地で・・・のような選択肢もありです。体力をうまく使ってください。
花火
持ち物:水、タオル、帽子、レジャーシート、クッション、軽食
花火の見学ができる場所はシャンドマルス公園です。エッフェル塔正面に続く広い芝生広場の事です。この公園内で見学しないのなら、テレビで見る方がましかもしれません。それくらい、この公園内で見る花火が圧倒的に素晴らしいのです。また、帰りは電車も車も使えないので歩いて帰ることになります。ご注意ください。
花火は23:00開始です。遅くてびっくりしますがその時間にならないとフランスでは日が沈まないのです。
公園には18:00頃に着いておいたほうがいいでしょう。
何も知らなかった私はちょっと早いかな・・と思いつつ21:30に公園に着いたのですが・・・。
↓公園のそばの芝生にすでに大量に人が座っていて度肝を抜かれました。
ちなみにメトロは封鎖されていて近くでは下車できません。何個か先の駅から歩くことになります。タクシーだと交通規制でこの辺りには入ってこられません。私は家から歩いて来ました。
↑公園の入り口部分ですでにこれです。ここでは花火が十分には楽しめません。
↑こちらがシャンドマルス公園です〜。芝生?見えません!人があまりに多すぎて!青ざめました。奥に立っている人が見えると思いますが、一生懸命探しても全然座るスペースがないのです!21:30は遅すぎました。
普通はここでポッキリ折れるでしょうが、フランス生活で「自己主張をする」ということをがっつり教わった私はめげませんでした。端っこの、ほんのちょっとの隙間に無理やり入り込み小さく体育座りをする事に。体が小さくなかったら許されなかったかもしれない・・・。
ここで絶対必要なのがクッションです。そんなでかいもの持って行くなんて・・・と思いますよね?でも絶対必要です。地面は岩のように固くゴツゴツしており、身動きができないまま数時間待つのは本当に地獄ですよ。私は知識がなかったので、持っていたタオル、帽子、カバン、両手、全てをお尻の下に敷きましたが痛いのなんの!鬱血して皮が剥けるんじゃないかとか思いました。時間より日差しよりお尻が辛くてもう帰ろうかと思ってしまいました。
恐らく、狭すぎない場所取りができるのは18:00ごろまでです。
私が座れたのはこの辺りです。写真奥、エッフェル塔の足元にオレンジ色の光が見えると思うんですが、これはイベント用特設舞台です。歌劇やオーケストラの生演奏が行われていました。全く見えませんが。生演奏も楽しみたいという方は多分朝6時くらいからそこに居ると思われます。正直、日本の花火の場所取りより過酷です。日本ならレジャーシートを名前付きで敷いて放っておけばいいんでしょうがフランスはそんなのどかされてしまいますよ。
開始まであと30分、若くてチャラい感じの外国人の男の子数人が、堂々と立ち見し始めて、何時間も場所取りしていたフランス人が「アッシ!アッシ!(座れ!座れ!)」とコールを始めましたが通じず・・・。まあ日本なら、おじさんが怒鳴るか暴行しだしそうですよね。なんだかんだフランス語で文句言うだけで、外国人が失礼なことをしても飲み込んで受け入れてくれているフランス人をすごく尊敬しました。
23:00には真っ暗に。カウントダウンが始まります!
ただしここでトラブルが!!結局マナー違反の立ち見客が溢れ、全員立つ羽目になってしまったのです。暗い中一気に両サイドから押し込まれて大変危険な目にあいました。芝生エリアに入りきらず通路にいた人たちが一気に押し込んできたようです。何時間も前から間場所取りしていた子供づれの家族も沢山いたんです。彼らがどうなったのか本当に心配。会場は満員電車状態になってしまいました。
フランス国旗のプロジェクションマッピングです。みんなでフランス国歌を歌いました!会場の一体感が素晴らしい。現地ならではの体験ですね。ドキドキしてきた。
開始!
エッフェル塔から!螺旋状に花火が!!こんな花火見たことないです!塔そのものから上下左右に打ち上げるとか日本では見たことがないです。距離が近いので音も迫力があるんですが、とにかく工夫と創作性、芸術性が素晴らしい。花火ってこんなに華やかで可能性を秘めていたの!?
塔の背後の地面からも沢山花火が打ち上がります!全部の花火が音楽に合わせて打ち上がります。
日本の花火大会は、途中、静かにゆっくり特大サイズを披露する時間とかがあると思うんですが、エッフェル塔の花火は常に音楽のリズムとエンタメ性が途切れなくて驚きが尽きません。
音楽は有名なクラシック、アメリカンPOP、フレンチPOP、有名なフレンチクラシックと様々なパートに分かれ、音楽に合わせた色にエッフェル塔が変化していきます。曲は6〜8曲だったと思います。すみません数えていませんでした。
プロジェクションマッピングも、エッフェル塔をよじ登る男が現れたり、ダンスしたり、ピンクのハートがあしらわれた可愛い演出など目が離せません。
ぐるぐる渦巻き状に放たれた花火!
いやあ・・・圧巻・・・辛い待ち時間が吹き飛んでいく。来てよかった。とんでもなかった。
動画やライブフォトをここでお見せてきたらもっと凄いって伝わるんですけど!
とにかく色・フラッシュ・花火の形と向きが目まぐるしく変わって、観る人を楽しませ続けるエンタメ性がものすごかったです。
何時間も待っても「見て本当によかった。これは観るべきだね」って夫と話しながら観ました。40分ほどのプログラムなんですがもっと長く感じました。内容がぎっしりだったと言う感じ。常に目を丸くしてしまう感じ。一瞬も飽きませんでした。
こんなエンタメ性あふれる花火って他にあるんでしょうか?私は知らなかった。あの有名なエッフェル塔から!火の玉が大量に放出されるんですよ!
演出上本当に、この公園以外の場所からだと何やってるのか全くわからないです。贅沢ですね。
23:40大きな拍手の中花火終了!!みんなごきげんで歌いながら帰りました。
先ほども書いた通り、帰りに地下鉄は動いていません。遠くの駅まで歩けばそこから動いているかもしれませんが、終電時間が近いですしあまりにも人が多く、乗れるかどうかもわかりません。多分無理です。私は自宅まで歩いて帰れる距離だったので安全でしたが、遠くまで移動するなんて信じられないくらい帰りの移動が困難です!
いかがでしたか?私は観てよかったと思いましたが、自分に合った方法で無理なく楽しんでくださいね!それでは!ボンヌソワレ。
フランスを車で旅行してきました!6〜9日目【サーファーで賑わう碧い海!ビアリッツへ】
6日目は美しい海の街、活気溢れるビアリッツへ!(下の地図の❹) 今回の車の旅、目的はこのあたりの海辺の街でゆっくり過ごしたいからでした。フランス人に夏のヴァカンスのおすすめの場所を聞かれると、多くの人が「南西の海沿いの街」と答えるんです。外国からの観光だと、フランスの海辺のリゾート地といえばニースが有名なのですが、彼ら曰く、ニースは観光客が多すぎて疲れるしのんびりできない。南西の方が人が少ないし、何と言っても食事が美味しいとの事。これは楽しみ!
- ロワールで城巡り
- ボルドー
- サンテミリオン
- ビアリッツ
- ビダール(スペイン国境の側)
- シャトーホテルに宿泊
道路が混まないので長距離でも疲れませんでした。フランスの高速道路は最高速度130キロですし、地平線まで続く畑や放牧地の真ん中をひたすらまっすぐ道路が敷かれているので日本より快適です。自動運転化したらさらに便利でしょうね。
ビアリッツってどんな街?
碧い海の広がる街でリゾート地ですが洗練された感じというより、サーファーと若いカップルが多い、活気がある街でした。ニースより静かだと聞いてきたんですがこの街もだいぶ人が多いです。ニースと違い砂浜に有料のチェアーやパラソルはありません。本気のサーファー達が集っており、腹筋の割れたパーフェクトボディの男性がたくさんいます(映画俳優みたい!)女性もすごく筋肉があってスポーティ!弱そうな人が全然いない街です!
市街散策が楽しい!
街もとっても人が多く、道で市場が開かれていたりするのでサンドイッチなどの軽食を食べたりお土産やさんを見るのが楽しいです。チェーンスーパーもいくつかあるので、飲み物をすぐ買えて便利です。
なかなか大きい街で半日歩くと結構疲れます。食事をする場所も豊富です。フランスでは普通食事はコース料理しか存在しないし手軽ではないんですが、こちらの街はスペインとフランスの文化がしっかり融合しており、居酒屋的な文化があるのです!
街中のバーのテラス席で食事
カシスの甘いお酒なんてパリにはあまり無いしこの一口サイズの単品料理を自由に注文できるというのが久しぶりすぎて興奮しました。比較的少食な日本人には嬉しすぎてこれだけでもこの街に来てよかったと思いました。
えびのにんにくハーブ炒めです。すっごく美味しい!プランチャってスペインの地名ですよね、確か喜劇のドン・キホーテの設定上の出身地だったような?南西フランスでは魚介系にんにく炒めのことをプランチャの・・・と呼ぶみたいです。
この貝ご存知ですか?どうやら日本ではマテ貝という呼び名が一般的らしいのですがプリプリで旨味がぎっしり詰まっていて、食べ応えもあって美味しいんです!パリでもよくカジュアルなお店で出されますが普通はバジル焼きです。この地方はスペイン文化が混じって、トマトとハーブです。ちょっと濃いめの味付け。ピーマンはシンプルに焼いて岩塩がまぶしてあるんですが甘くてちょっぴり苦くてヘルシー!日本の青唐辛子に似ています。本当日本人の口に合う!魚介は裏切りませんね。
海辺の観光スポット
ビアリッツの観光スポットといえばこの橋で繋がれた小島です。女神の白い像がてっぺんに立っていますが、荒波を側で感じながらちょっとした冒険気分が味わえます。
小島には岩がぼっこり。記念写真を撮るのにいいですね。
橋から見える岩です。トンネルみたいで面白い!小舟でくぐったら楽しいでしょうね。この辺りは変わった削れ方をした岩が多く、砂浜の側もトンネル状になった岩をくぐることができます。
砂浜
メインビーチの夕暮れ時です。サーフィン出来る海というだけあって波が荒いです。潮の満ち引きも激しいのでビーチの広さが時間によってだいぶ違います。ブランケットを敷いてのんびり海を眺める人もたくさんいます。砂浜は黄色系の細かい砂です。
海の側の複合レストラン。高級感のある美味しいスイーツやサンドイッチがこちらで買えます。飲み物や食べ物に困らないので快適に過ごせます。近くにホテルを取った方は泳ぐのも楽しいですし、そうでなくても水着や軽装で浜辺に寝転んで過ごすのも楽しいビーチだと思います。
こちらが先ほど話した砂浜近くの自然のトンネルです。こういう場所がいくつかあって潮の満ち引きに合わせて遊べます。ただビーチサンダルだと岩で怪我しそうで危なかったです。
夕方人が少なくった浜辺に突如謎のパフォーマーが素晴らしい絵を描いて行きました!すごすぎ!こんなの日本で見たことない。
夜はロマンチックです。完全に日が暮れるまでサーフィンをする人がたくさんいます。夕日の中サーフィンしている方がとても美しかったです。
スペイン色溢れる夕食
夕飯はパエリアのレストランへ。魚介とチキンたっぷり!しかもお米〜美味しい。幸せです。ワインはフランスのものが種類豊富に用意されています。フランス語なのに、料理をシェアしてカジュアルに食べるのってなかなかないので楽しいですね。
この地方の名物小魚料理です。こちらは割とフランスらしい料理ですね。オリーブオイル漬けで柔らかく、ちょうどいい塩加減です。お酒とよく合う。さらに、クリームコロッケを注文しました。フランスにはない料理なので久しぶりの揚げ物に大興奮しました。
とうわけで、楽しくて美味しい海辺のまちビアリッツでした。
サーファーがとにかく多くて、昼間はちょっとうるさい街です。海辺で道具のレンタルがあるので、日本で経験のある方なら気軽にサーフィン出来るかもしれません。それから、フランスの海全部そうなんですが、浮き輪を使う人が全然いません!!幼稚園児ならまだしも、大人が使うのは恥ずかしいかもしれません。
さて明日は!
小さな高級リゾート地、美しいビダールの海辺で大人のヴァカンス!一番楽しみにしていた街です!旅行が終わってほしくない・・・。
*次の日(8〜10日目)の記事はこちら*
*1日目の記事はこちら*
*2日目の記事はこちら*
*3日目の記事はこちら*
*4日目の記事はこちら*
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フランスを車で旅行してきました!5日目【美味しいワインの街サンテミリオン】
5日目はサンテミリオンへ!(下の地図の❸) 小さな街ですが歴史が古く美しい村です。ワインの有名な街。フランス人の知人が「すっごく良い所よ!絶対行ってね!」と言っていました。
- ロワールで城巡り
- ボルドー
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- ビアリッツ
- ビダール(スペイン国境の側)
- シャトーホテルに宿泊
サンテミリオンの魅力
数あるボルドーワインの中でも特に名高い銘柄がサンテミリオンだそうで、街の周りもぶどう畑が続いていて美しいです。歴史を感じる年季の入った石造りの建物たちが素敵。1時間ほどあれば一回りできてしまうほどの大きさで、ゆっくり街を見ながら美味しい食事ができる雰囲気の良い場所です!
人が多すぎないからのんびり散歩できる
観光客は主にフランス人、旅慣れた感じの英語圏の国の方が少しでした。大人の観光客が多く有名すぎないので落ち着いて過ごせます。のんびりした本当のフランスらしさを感じることができます。
雑貨屋やお土産屋も結構あって楽しめます。
ただ本当に小さい街なので、午前中訪れてランチをするか、夕方到着して予約したお店でディナーを取るのがおすすめです。テラス席でワインやコーヒーを飲んでのんびりおしゃべりしたいという人は長く滞在しても楽しめると思います。
町外れでは一面に広がるぶどう畑を見ることができます。綺麗ですね。
この写真は8月ですが、10月頃には黄金色のぶどう畑が広がりさらに美しいですよ。
最高のディナーを味わえる!
良さそうなレストランがいくつかあり、とっても雰囲気が良い中味わえて最高です。パリで食事するよりずっと素敵なディナーが体験できます。田舎だと、地元食材を使った美しいコース料理が、パリよりずっと安く美味しくいただけるんです。
レストランはgoogle mapで見つけたところを前日に予約して訪れました。
予約を早めの時間(といっても19時)にしたおかげか、エクステリアの素敵な席へ案内していただけました。↑上の写真はアミューズ。一つ一つ食感も違うしきのこやフルーツなどたくさんの食材が丁寧に使われていて最初からものすごく美味しい。アペリティフに白ワインを頼みました。もちろん美味しい。食器もこだわりが感じられて美しい。最高です。
↑前菜のふわふわに泡だてたスープ、コロッケ入り。驚きの美味しさ。フランスの前菜のスープ類のクオリティは本当にすごいですよね。
↑私が選んだメイン。白身魚の・・・なんだったかな笑ミルフィーユって名前だったような?。魚だけでなく下に敷かれた焼き野菜も甘くて美味しいんです。日本より野菜の種類と美味しさが桁外れです。
↑夫が選んだメインのお肉料理。鶏肉だったか七面鳥だったか忘れてしまいました。他の鳥かも・・。散りばめられたフルーツと野菜があまずっぱくて爽やかに食べられます。
↑こちら、なんとデザートです。カラートマトのアイス添えです。アイスは確かレモンかチーズだったかな?甘くないアイスです。トマトが甘くて冷えてて美味しいんです〜!パリパリの小麦粉生地も食感が楽しくて良かったです。お皿含めデザートまでこだわりがすごい。
↑食後におつまみとしてさらにお菓子が提供されます〜
酸っぱいパッションフルーツのクリームを乗せたプチタルト、この地方名物のカヌレ、ショコラヌガーです。木箱でサーブされたのが可愛くて感動しましたがあまりにもお腹いっぱい。持って帰りたかったー涙。
フランス人はエスプレッソと一緒に1時間位スイーツと共におしゃべりします。私と夫はあまりにもお腹いっぱいでこの日エスプレッソを頼まなかったんですが、店員さんちょっと困った顔してました笑。まあ頼まないのってかなりイレギュラーですからね。コーヒー無しにスイーツ食べるのってちょっと変というか・・
↑帰り際、テーブルから通りの方をパシャり。日没後の雰囲気があまりに素敵で!ファンタジーの世界みたい。
いつもはお店の名前を載せないんですが・・・こちらは L'huitrier Pie という名前のレストランです。周辺には他にも素敵なレストランがありますしぜひ探してみてくださいね。
日没後の雰囲気をぜひ体験して
オレンジにライトアップされた街でみんな楽しそうに外で食事しています。私は高級レストランを選んでしまったけれど、こういうカジュアルなレストランにひょっこり入るのもおすすめです!何と言っても気持ちが良くてみんな楽しそう!
さらに最高なことに、ミュージシャンの音楽が街中をさらに優雅にしてくれていました。音楽を聴きながら食事するのも素敵だったなぁー街並みと合っていて。帰り際羨ましくなりました。
ちなみに、この時演奏されていた曲は「ドナドナ」笑。ドナドナって海外でもメジャーなんだ?知っている曲がフランス語で歌われていてびっくりしました。思わず口ずさんでしまいますね。フランス語ではサビが全部「ドナドナドーナ・・・」の繰り返しでした。日本語だと「荷馬車が揺れるー」みたいな歌詞ですよね。
食べ物の話ばかりになってしまいましたがとってもロマンチックで素敵な街でした!
さて明日は!
海沿いの街ビアリッツへ!ついに海!海で素敵なヴァカンスを過ごします!
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フランスを車で旅行してきました!4日目【ボルドー中心地で高級ワインを試飲し放題!】
4日目はボルドー市街地へ。(下の地図の❷) 高速列車TGVならパリから約2時間半で街の中心地に行くことができます。
- ロワールで城巡り
- ボルドー
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- ビアリッツ
- ビダール(スペイン国境の側)
- シャトーホテルに宿泊
ボルドー中心地の魅力
ワインにちなんだお店が多いほか、美食の街とも言われています。パリより少しリーズナブルに美味しい料理を味わえます。若者が移住したい街に選ぶだけあって、モダンなレストランが多いです。街並みはフランスらしい白の石造り。ところどころ近代的なショッピングセンターなどもあります。
超高級ワインの試飲が気軽にできる!
ボルドーに行ったら絶対に行って欲しいオススメスポットはここです。
Max Bordeaux / Wine Gallery
14 Cours de l'Intendance, 33000 Bordeaux, フランス
100種類ほどのワインから、自由に好きなだけワインを試飲できます。日本では口にできないような超高級ワインまで!
街中に突然地味に入口があって目立たないのでgoogle mapを使いながらこちらの入口を探してみてください↓
おしゃれな店内!結構小さいお店です。
入口に入るとカウンターがあるので、スタッフの方に施設の仕組みを簡単に説明したもらったあと、お店専用のプリペイドカードにお金をチャージします。残金は返金してもらえます。英語が通じます。
お店にはたくさんのマシンが。渡されたワイングラスとプリペイドカードを持って、気になるワインのボタンを押すとマシンからワインが注がれます。
こんな感じ↓
赤い電光文字盤は値段です。その下の3つのボタンはワインの量です。値段がそれぞれ違います。プリペイドカードをマシンのセンサーにピッと当ててボタンを押しましょう。
写真中央のワインはグラスにちょっとでも50ユーロもします!レストランでグラス1杯分飲むなら多分日本円で1万円くらいしますね・・・ちなみに日本に運ばれると3倍の値段になるので日本で飲むとすると一杯約3万円のワインということです!!わお。ちなみにこのワイン、ソーテルニュといって、甘いハチミツのようなワインなのですが、この50ユーロのボトル、めちゃくちゃ美味しかったです。ソーテルニュは値段によって味がとにかく違う!ぜひ最高値と最安値で飲み比べてください。
赤ワインも白ワインも豊富に揃っています。確か100種類くらいから選べたと思います。ボトル土台部分の白いシールは、ボトル1本の値段なのですが、一番左のラベルには180ユーロ(2万5千円くらい)、中央のものは630ユーロ(9万円くらい)と書かれています。こちらも日本で飲むとなると3倍のお値段になるのでとんでもない高級ワインですね。
産地やpremier cru(=第1クオリティ)でどのような違いがあるのか、味わって確かめるのに最高の場所です。ぜひ訪れてみてください。もちろんワインを購入することもできますよ。
ボルドーの街を散歩
大通り。ファストファッションを中心に家具や食品などが購入できます。観光客で賑やかです。
ちょっとしたショッピングモールがありました。若者に人気のファッションブランドやファッション小物、ファストフードが楽しめます。50セントかかりますがトイレに行きたくなったらこちらにあります。綺麗でした。
夜はテラス席が大にぎわいです。楽しい雰囲気です。いいレストランがたくさんあるのでどこに入るか迷いますね。カジュアルなレストランなら予約なしで入れるかもしれません。人気のレストランは予約必須です。フランス人らしくゆっくりワインと会話を楽しみましょう。
ただ、町外れがちょっと暗くて雰囲気が悪いというか怖いので、避ける方がいいかもしれません。
こちらの素敵な建物が見える場所はブルス広場(place de la Bourse)です。
街の川沿いにある有名な観光スポットの一つです。中心地から歩いて行けます。ぜひ夕暮れ時に訪れてください。地面全体が噴水になっているのですが、濡れた地面に建物の灯りが反射してとても幻想的です。
街灯もモダンでロマンチック!
さて明日は!
ロマンチックな古都、サンテミリオンへ!フランス人の知人にオススメされた場所でとっても素敵な街です。
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